代表挨拶


名古屋を始めとした東海地方では、ゲーム音楽を演奏する団体がここ数年で急増しました。その歴史の集大成として、東海ゲームミュージックフェス(棘フェス)の開催を企画させていただきました。

 

棘フェス開催にあたり「音楽の多様性を広げよう」というコンセプトを設けました。東海地方のアマチュアゲーム音楽演奏団体の特徴に、演奏形態の多様性が挙げられます。今回参加する団体を見ても、規模・編成・演奏する楽曲など、実にバラエティに富んでいます。

 

演奏者やお客様が、こうした様々な音楽に触れ、認め合うことで、自らの価値観のすそのを広げていく。棘フェスをそのような場にしたいと考えています。もう少しくだけた言い方をすれば、「あの団体の演奏、初めて聞いたけど良かったな。」とか「あんな楽器初めてみた!」「新たなお気入りの曲が増えた」など、参加するすべての人に新たな発見のある演奏会とすることを目指しています。

 

一方で、演奏者は「ゲーム音楽が好き!」という共通の想いを持っています。3曲の合同合奏曲は、こうした想いからくる一体感を示すものとして、演奏者からの提案を基に選曲・構成を行っています。ここでしか見られない特別な演奏が、棘フェスを一層盛り上げます。

 

 ゲーム音楽演奏団体の多様性と一体感。みなさまがその両方を感じられる演奏会になることを願ってやみません。

 

代表 香川 仁(名古屋ゲームミュージックアンサンブル)

 


エンブレムについて

色も形も違う6種類のアイコンは、棘フェスに参加する6つの団体を、それぞれ表しています。


 

黄色い三角形を組み合わせたアイコンは、管楽器の象徴として、NGMEを


 

オレンジ色の角ばったアイコンは、弦楽器の象徴として、NGMSを


 

水色の洋梨型のアイコンは、マンドリンの象徴として、LUIDAを


 

緑色の三角形を組み合わせたアイコンは、おにぎりの象徴として、京バンドを


 

紫色の丸を組み合わせたアイコンは、玉ねぎの象徴として、オニオンナイツを


 

そして、ピンク色のダイヤのアイコンは、宝石の象徴として、Gemstoneを表しています。



また、これらの多様なアイコンを組み合わせることによって、「音楽の多様性を広げよう」という、棘フェスのコンセプトを表現しています。

 

いろいろな音楽のかたちが、交じり合い、支え合い、響き合う。 

そんな新しい時代の、ゲーム音楽演奏会を目指して。

 

 

デザイン担当 北村圭佑(名古屋ゲームミュージックストリングス)